真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

未分類

6刷と英世POP(『ざんねんな偉人伝』)

おお、このPOPは! 佐賀の書店さんです。 遊び心満載で、ありがたいですね。 おかげさまで、6刷となりました。 偉人の残念すぎる生きざまに、 きっと勇気づけられると思います。 ざんねんな偉人伝: それでも愛すべき人々 (新しい伝記シリーズ)

4刷と読売新聞

『ざんねんな偉人伝』、読売新聞にて! おかげさまで、4刷です。 長くやってきたテーマですから、 多くの読者に届けられればと思います。 「新聞、載ってたよ」と何人から連絡もらいました。 そうして気にかけてくれる人がいること自体が、嬉しいものです。 …

夏休みを『ざんねんな偉人伝』で締めましょう(3刷決定!)

早いもので、もう8月も終わりが近いですね……。 この夏は本当に早かった。何だか夏らしくない日も多かったからかなあ。 偉人たちの新たな一面を掘り下げた『ざんねんな偉人伝』。 好評につき、早くも3刷目に入りました。 書店でよく売れているようでうれしい…

「ざんねんな偉人」が未来屋書店に集結?

ざんねんな偉人たち、大展開です。 未来屋書店の北戸田店さん、ありがとうございます! ほかの書店さんでも展開あれば、お教えください~。 ≪発売、即、重版出来!≫ ざんねんな偉人伝: それでも愛すべき人々 (新しい伝記シリーズ)

新しい伝記シリーズ『ざんねんな偉人伝』、発売即、重版がかかりました!

新刊、発売即、重版がかかりました! ありがとうございます。 ざんねんな偉人伝: それでも愛すべき人々 (新しい伝記シリーズ) たまたま、発刊のタイミングでお会いした 編集者が買ってくれて、 お子さんに見せたそうだが、 「なんで、落書きされてるの!?」…

将棋とチェスでの捕虜の使い方

名人に香車を引いた男。 もうこれだけで、かっこいい。 将棋棋士、升田幸三のことだ。 あれくらい規格外の人物が出てくると、 それが、どんなジャンルでもワクワクさせてくれるだろう。 ところで、升田がGHQとのやりとりなかで、 「チェスは捕虜を殺害してる…

ざんねんなジャイアンツおじさん

先週の日曜日は「巨人対横浜」を観に、東京ドームに行き、 その後に、「FC東京対アルビレックス新潟」を観に、 味元スタジアムに行くという過酷な1日でした。 一緒に行った知人は巨人ファンで、 巨人が劇的なサヨナラ勝ちをしたというのに、わがFC東京はドロ…

編集者はブログを見る

「ブログなども拝読いたしまして、ぜひ、原稿のご執筆を……」 ということが、立て続けにあり、今週は打ち合わせが数件。 ありがたいと思う一方で、全くブログを更新していないことに気づく……。 編集者は、結構、新規で依頼する前にブログなど見たりしますね。…

電通の仕事に編集者は耐えられるか

電通で違法な長時間労働が常態化していた――。女性社員の方が自殺したことで、そんな事実が明るみなり、社会的に問題視されています。 マスコミ全般そうだとは思うのですが、出版業に携わる人たちも、長時間労働に陥っているケースが少なくありません。そんな…

格差なき病、それは梅毒

『〇〇の世界史』というタイトルの本もいささか食傷気味ですが、『性病の世界史』は面白いです。草思社が2003年に発行した『王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史』という本が、2016年2月に文庫化されたもの。 文庫 性病の世界史 (草思社文庫) 著者は1971年…

仕事が進まないときにゲーテならどうする?

偉人エピソードは数あれど、そこからどんな教訓を得られて、どんなふうに活かせるのか。 そんな視点から、斎藤学さんは、『座右の諭吉』『座右のゲーテ』という新書を書いています。言うまでもなく、『座右の諭吉』は福沢諭吉について、『座右のゲーテはゲー…

居場所をいくつか持つということ

児童館や学童クラブごとでの対抗チームを組んだサッカー大会が、地元で開かれました。 かなり寒かったけど、子供たちは元気に走り回る、走り回る。 大会は盛り上がって、敗戦に涙を見せる子どもたちの姿も。 この大会を目標にしてきたチームもあったみたいで…

話すように書く

書棚を整理していて、思わず読み返しているのが、『もっとおもしろくても理科』。 もっとおもしろくても理科 (講談社文庫) 清水義範さんの文章は心地よい。軽く書いているようで、これが結構、ムズカシイ。 東海林さだおさん、なんかもそうだけど、計算され…

「知らないこと」は「ない」のと同じ

年末ではし切れなかったので、年始の休みを利用して大掃除を。 すると、出てくるんですね。 「おー、こんなところに!これはいるものだから、捨てられないな」 というシロモノが。 でもですね、そこにあることを知らずに、それまで生活したわけです。 ならば…

初めてのパン食い競争。起源には諸説あり

この10月に子どもの運動会があったという親御さんは多いはずだ。親子競技に参加して、久々に綱引きや障害物競争をした人もいるかもしれない。子どもの行事を通して、小学生時代を追体験すると、思わずノスタルジーに浸ってしまう。 その一方で、この年になっ…

亀田興毅のCMに心を打たれるとは……

良いCMだなあ。 亀田興毅の演技もなかなか……。 先輩にいじられるところとか、リアル。

いつも東京駅にいた

「用心は英知の長男である」と言ったのは、フランスの詩人ヴィクトル・ユーゴーだが、用心し過ぎていた僕は、いつも東京駅にいた。 それは、就職活動時期のことだ。 東京でマスコミの面接があるたびに、夜行バスで上京。30分足らずの面接を終えれば、帰りの…

寂しい過疎の町でも日々はいつも新しい(『向田理髪店』奥田英朗)

向田理髪店 北海道の寂れた炭鉱の町にある「向田理髪店」。 客は昔から知った顔ばかりだ。 店主の康彦は、一度は札幌に出て大学生活を送り、 そのまま就職したが、結局、家業を継ぐことに。 父のヘルニアがそのきっかけだったが、それだけではなかったことが…

ヤマメと山椒魚

いろいろと状況が変わり、全くブログを更新しておりませんでした。 やや落ち着いたので、また書きたいと思いまする。 献本もいろいろいただいているのに、すみません。 とりあえず、先日、 秋川渓谷で釣りとバーベキューをして、 釣った「渓流の女王」、ヤマ…

新刊『世界の大富豪100の言葉』を出しました!

すっかりブログを放置していました。 その理由が、この本を執筆していたからなのでした。 世界の大富豪 100の言葉 大富豪は偉人と比べてとかく印象が悪くなりがちなのですが、 「富」という具体的に世の中を変える手段を持った彼らの生きざまは、 実に波乱万…

どケチな石油王ゲッティの孫が遺体で発見

唸るほどの財を石油ビジネスで稼ぎ出しながらも、 恐ろしくケチだったことで有名なポール・ゲッティ。 83歳でこの世を去ったとき、こんな弔辞を送られたくらいだ。 「ポールのことを思うとき、私は金を思う」 そんなポールの孫が、遺体で発見された。47…

米化学大手デュポンのルーツは「死の商人」

工場が爆発して4人死亡したという事故が起きて騒ぎになっている、米化学大手デュポン。 米化学大手デュポンの工場で爆発、4人死亡 事前に化学物質漏えい http://www.afpbb.com/articles/-/3031864 ピエール・サミュエル・デュポン デュポン家の創始者は、ピ…

『孤高のことば』(萱野稔人編、東京書籍)

孤高のことば 昨年の8月に刊行された本。 編集協力はラリーさんで、私も少し協力を。 改めて読み返すと、良い本ですな。 孤独についての名言が、 モノクロの写真でより心に刺さる。 「ひたすら自分の道を進め。 人には勝手なことを言わせておけばいい」 (ダ…

青島神社とマンゴージュース

なんだかんだで宮崎に行ってから、 1ヶ月が経とうとしている。早いなあ。 「宮崎大学での公開講座ソラシド」 「MRT宮崎放送で偉人を語る」を参照してくだされ。 そんなこんなで無事に終わった宮崎での偉人講演。 合間を縫って観光もしてきた。 鬼の洗濯板に…

MRT宮崎放送で偉人を語る

前回の続き。 宮崎大学での市民公開講座の翌日は、 MRT宮崎放送で「サンデーラジオ大学」の収録へ。 パーソナリティは園田潤子さん。 前日の講義では、参加してくれた女性からこう聞かされていた。 「宮崎で園田さんのことを知らない人はモグリですよ」 モグ…

宮崎大学での公開講座ソラシド

中村佳文准教授にお呼ばれして、 宮崎大学教育文化学部の公開講座、 「朗読で味わいを深める日本文学」の 第1回のゲスト講師として、 週末は宮崎へ行ってきた。 中村さんに言われたとおりに、 「ソラシドエア」に乗り込む。 何でも格安であるらしい。 聞い…

宮崎大学で公開講座を開きます

宮崎大学の公開講座 「朗読で味わいを深める日本文学」。 教育文化学部の中村佳文准教授にお声かけいただき、 今年度第1回目のゲスト講師を務めます。 テーマは「名言の力(偉人の名言を読む)」。 http://www.miyazaki-u.ac.jp/wp-content/uploads/2015/04…

『十二の肖像画による十二の物語』(辻井邦夫/PHP研究所)

ある空間のある時間が切り取られた絵画から、 あれやこれやと想像するのはいかにも楽しい。 観賞する人によって、絵画の観方も千差万別である。 作家でフランス文学者の辻邦生の場合は、 肖像画から想像の羽を伸ばした。 本書は、12枚の肖像画それぞれに、…

学研の「歴史感動物語」シリーズ、書きました!

じゃーん。 学研の歴史感動物語、全12巻! 21人ほど、書かせていただきました! 小学校高学年から中学生向けの偉人本。 夢だったので嬉しいなあ。 知り合いにもお願いして真山チームでは、 80人ばかりお手伝いさせていただきました。 やっぱり各執筆者の個性…

雀聖・阿佐田哲也が大切にしたもの

「フォームというのはね、今日まで自分が、 これを守ってきたからこそメシが食えてきた、という そのどうしても守らなければならない核のことだな。 気力、反射神経、技、それ等の根底に、このフォームがある。 まず自分流のフォームをつくらなければならな…