真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

初めてのパン食い競争。起源には諸説あり

150819212119_TP_V.jpg

この10月に子どもの運動会があったという親御さんは多いはずだ。親子競技に参加して、久々に綱引きや障害物競争をした人もいるかもしれない。子どもの行事を通して、小学生時代を追体験すると、思わずノスタルジーに浸ってしまう。

その一方で、この年になって初めての競技を体験することもある。今日、地域の子どもが集まる自由参加の運動会で、初めて「パン食い競争」たるものに参加した。僕がゲットしたのは、クリームパン。子どもたちはメロンパンやあんパンをくわえてゴール。そのままムシャムシャとあっという間に食べてしまった。

「これがパン食い競争なんですね!」とほかの父親たちに興奮気味に話しかけたが、パン食い競争をやったことがある人は案外に多くて、「懐かしい」と遠い目をしていた。子ども時代の体験はそれぞれだなあ。

パン食い競争の起源には諸説あり、真相は分かっていない。1874年に築地海軍兵学校で行われた「競闘遊戯会」が起源とする説もあれば、1896年に札幌農学校で開催された「遊戯会」が起源だという説もある。

邪馬台国論争のようなことが、パン食い競争においてもひっそりとどこかで繰り広げられているのだろうか。世界は広く、どこまでも楽し気だ。

邪馬台国はどこですか?