真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

書店が一番安心できる空間

あ、高里椎奈さんの本がずらり! ここはとある地方都市。 見知らぬ土地に行くと、やはり落ち着かない。 なので書店に行く。 すると、なんだか心のそこから安心できる。 こうして知人の本を見つけたときは、なおさらだ。 高里さんにはしばらくお会いしていな…

震災後の書店

震災の影響で、紀伊国屋が早く閉まってしまう。 仕事後にいくと、もう蛍の光が流れておる。 比較的早く仕事が終わったときの楽しみが・・・。 仕方ないか。 蛍の光を聞きながら、店内をぐるりと。 お、やはりこういうコーナーができている。 まだ本が見たり…

中島らもの落語(超大作)

いつでも会えると思って先延ばしにしたら死んでしまった。 中島らものことである。 ロフトプラスワンでイベントをしていることは上京してすぐに知った。 慣れない仕事の毎日で、落ち着いたら行こうと思っていた。 毎月のようにやっていたから、また行けばい…

震災から数日の町田康の日記

震災から2週間。 街は段々と日常の色が濃くなってきたが、 原発事故は依然として厳しい状況。 リリー・フランキー、町田康、中島らも、みうらじゅん、東海林さだお……。 自分の好きな書き手たちは、どんな思いを抱いているのだろう。 誰もtwitterもブログもや…

日本で最も読者感覚を持つ雑誌はこれだ!

昨年の「新文化」の記事を整理していた。 「新文化」とは、出版業界専門の業界新聞である。 知り合いの編集者が出てくることもあるので、楽しみに読んでいる。 そして目に飛び込んできたのは、12月のこの記事。 「読者感覚」ねえ・・・。 これって言うは安し…

米と電波時計と私

米がない! ・・・という状況が先週にはあった。 トイレットペーパーもなかった。 牛乳のように日持ちしないものまでスーパーから消えうせた。 買う側の混乱ぶりが伝わってくる。 実際に確認していないが、現在は少し落ち着いてきているようだ。 物流ライン…

もう一度観たいACの名作CM「黒い絵」

震災の影響で、テレビのCMがAC(公共広告機構)のものばかりで抗議をする人まで出てきた。 別にそこまで怒らなくても、と思うが、個人的には、この「黒い絵」を流してほしい。 これは名作である。 子供の感受性の豊かさ。 それを我々大人がいかに理解してい…

東日本大震災で売れた本

東日本を襲った1000年に一度とも言われる大地震。 都内にいた僕は、自宅まで4時間かけて徒歩で帰宅した。 途中の自転車屋では、チャリを求める人で殺到していたが、 自転車が悠々と走れるような状態でもなかった。 復旧するかどうかわからん鉄道を待つ…

ブルータス「旅に行きたくなる」で記事を書きました

http://magazineworld.jp/brutus/704/ 思わぬ大災害ですっかり告知を忘れていた・・・。 1号前のものになりますが、 バックナンバーも買えるのでぜひ。 書いている場所はP50~P51の見開き。 「人はなぜ旅に出て、旅を記すのか。 紀行文で読み解くニッポン」…

印税生活にゃ程遠いが

本を10数冊、単著で世に出して一つわかったことは、印税生活なんてものは不可能だということだ。 いやまあそりゃ、できている人はいるんだろうけど。 今の出版不況じゃあ、増刷するのにも一苦労。 ただ、文献資料を買いあさるには十分だ。 なにしろ本は安い…