真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

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こちらでは、偉人研究家、真山知幸のエッセイやコラムを発信していきたいと思います。略歴やご依頼、また、活動日誌については、下記から、よろしくお願いいたします。

 

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調布経済新聞に「調布の偉人研究家」として記事に取り上げられました

 
 調布経済新聞に「調布の偉人研究家」として記事に取り上げられました。長くやってきたことが、こうして取り上げられるのは嬉しいですね。
 
 
 

随分と地元で読まれているようで、連絡もたくさんいただきました。調布ならではの偉人、といったふうに、地域ごとの偉人を取り上げてみてもおもしろいかもしれません。講演活動なども行っています。

 

studywalker.jp

応援よろしくお願いします!

 

 

東洋経済オンラインに記事が掲載されました(知られざる徳川慶喜の素顔)

東洋経済オンラインに記事が掲載されました。

徳川慶喜の素顔に迫る、短期連載第3回目です。結構、たくさんの方に読んでいただいているようで、嬉しいです。

 

toyokeizai.net

第1回、第2回はこちらからです。これだけ国が迷走していますから、リーダーの育成がしばらくは重要なテーマとなるでしょうね。

toyokeizai.net

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渋沢栄一の連載と合わせて、ぜひご一読ください。

 

toyokeizai.net

 

ニュースサイト「NEWSポストセブン」に記事が掲載されました

ニュースサイト「NEWSポストセブン」に記事が掲載されました。

自粛生活で気が滅入りそうになりますが、これもまたよい機会と前向きにとらえて、創造的に過ごしましょう。

 

www.news-postseven.com

 
ニュートンについては、下記『偉人名言迷言事典』(笠間書院)で詳しく取り上げています。
 

 

東洋経済オンラインで連載スタート!「渋沢栄一とは何者か」

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東洋経済オンラインで、短期連載「日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か」がスタートしました。現在、2回分がアップされています。

 

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毎週日曜日に公開予定で、次回は第3回となります。

 

福沢諭吉に代わり、新しく1万円の顔になる、渋沢栄一。まもなく始まる、NHK大河ドラマ第60作「青天を衝け」の主人公でもあります。

 

今、注目の渋沢栄一の魅力に迫ります。

ぜひ、ご一読ください。

中島らもが40歳でアル中になったワケ

働き盛りと言われることが多い、40代。僕もそのゾーンについに入った。なるほど、いろいろな仕事が降りかかってくる、お年頃らしい。

 

中島らもがアル中になったのも、まさに40代に突入する時期のことだった。コピーライターとして猛烈な量の仕事をこなしていた、らもさん。ある仕事をきっかけに、人生が暗転がする。

 

それは、ミステリーの脚本である。

 

中島 三十九歳から四十歳のおれについて、あるとき、ミステリーの脚本の依頼が来たの。大阪のホテルプラザからね。ホテルプラザで、まずミステリーの芝居をやって、そこからお客さんに泊まってもらって、次の朝、その解決編を観てもらおうという企画だった。(『らもチチ わたしの半生 中年篇』より)

 

楽勝だろうと引き受けた、らもさんは、ある事実に気づく。それは「自分には、トリックが作れない」ということ。焦りのなか、芝居の本番は容赦なく近づいてくる。なんとか書き上げたのは、芝居の6日前のことだったという。

 

 

脂汗たらたらで、毎日ウイスキーのボトル一本半くらい空けて、まあ、何とか仕上がったんだけど、その辺からおかしくなってきて、毎日ウイスキーを二本ずつ飲むような生活が続いたの。(『らもチチ わたしの半生 中年篇』より)

 

その後、肝機能障害で入院。さらに、翌年には、うつ病がらもさんを襲う。壮絶な40代を過ごすことになる。

 

経験と実績が積みあがってきて、来た仕事を片っ端から受けたくなる。得意分野をガンガンやるのはもちろん、残りの年月もチラついて、新たなチャレンジもしたくなる――。

 

40代とは、そんな時期なのかもしれない。

 

 

らもチチ 私の半生 中年篇 (講談社文庫)

らもチチ 私の半生 中年篇 (講談社文庫)

 

 

 

 

 

 

「一人飲み」はフランス人的な個人主義

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世のサラリーマンが、地方出張をきっかけに目覚めるという「一人飲み」。

 

年齢を重ねるに連れて、友人たちもみな忙しくなり、当日に急に飲みたくなっても、誘いづらくなるものである。一人で飲み食いするマンガやドラマも流行るわけだ。

 

『ひとりメシの極意』(朝日新書)では、東海林さだお氏のエッセイの合間に、太田和彦氏との対談が楽しめるように構成されており、これが面白い。

 

太田 思うに、ひとり酒、ひとりメシは個人主義でしょう。フランス人的な個人主義だから、僕は最高なことだと自認しているんです。どう見られていようが。

 

東海林 みんな憧れてはいるんですよ。悠々とやりたい。だけど、これが難しい。

 

カウンターで一人、フランス人的な個人主義をいかに貫くか。

あーでもない、こーでもないと二人で議論しているのを見ると、「やっぱり、誰かと飲むのがいいな」と思ってしまったり。

 

道は険しいのである。

 

 

ひとりメシの極意 (朝日新書)

ひとりメシの極意 (朝日新書)