真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

2012-01-01から1年間の記事一覧

ことわざ三昧だった少年時代

改訂版 4コマまんがでわかることわざ160 (ブティックムックno.955)(2011/06/27)よだひでき商品詳細を見る 小学校の頃ってなんであんなに ことわざが好きだったのだろうか。 今となってはよくわからない。 上記のような4コマ漫画を執拗に、 繰り返して読んで…

経営者としてのエジソン

エジソン発明会社の没落(1998/06)アンドレ ミラード商品詳細を見る エジソンの熱烈なファンとして知られている浜田和幸氏は、 数多くのエジソンの本を書いているが、 この本は浜田氏の著作ではなく、 1998年発刊の翻訳本。 発明会社の社長としてのエジソン、…

バイトのボスはひときわ威張る

外でご飯食べに行っても、 DVDを借りに行っても、 なにやら偉そうにしている ボスっぽいヤツがいると目が行ってしまう。 それも社員や店長ではなく、 いわゆるベテランアルバイター。 ボスは後輩を指導したりするのが、 大好きなので、いれば結構わかる。…

子どもが憧れる偉人

うちの息子が最近、 「ファーブルさんになりたい!」 とよく言うようになった。 僕の蔵書なかで、この本を見つけて、 「これだあれ?」というので、虫博士だ、というと すっかり気に入ってしまったらしい。 子どもって本当に虫が大好きなんだよね。 久しぶり…

六本木の寺院で落語を聴いてきた

5月28日に行われた、第141回の不動院寄席、 「全員ネタ下ろしの会」を観にいった。 出演者は立川志ら乃さん、 立川こしらさん、立川らく次さん。 会場の六本木不動院が 「え、ここで大丈夫なの?」という入り組んだ場所。 こんな都心で寺院があるなんて。 寄…

取材モノで新境地を

今、面白い仕事をしている。 一人の人物に、数回、取材して1冊にまとめあげる。 新しい道が拓けるような予感がして、 かなりのめりこんでいる。 黒子の仕事なので、おおっぴらにはできないんだけど、 自分の幅が広がるならば、自己顕示欲など、 意外とどうで…

有名人らしくない勝間和代を見た日

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)(2012/04/28)勝間 和代商品詳細を見る その人でしか書けない本というものがある。 その著者ならではの、本。 そういった本は、どういった類なものであれ、 好意的に受け止めている。 体験した人でしか書けな…

流水さんの「コズミック・ゼロ」が文庫に!

新刊で読んだのは、2009年5月。 スケールの大きさにちびりそうになった。 冒頭から最後まで気が抜けん。 そして今、読んだならば、 また違った読み方になるだろう。 そう、3.11を経験した今なら。 文庫は解説があるのが楽しい。 書いているのは、森…

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(木暮太一・星海社新書)

立て続けのレビューだけど (しかもまたもや星海社新書)、 旅行に出てしまう前に書いてしまおっと。 あの、酒飲んだときに、 どんな話するのか、ってのは その人のパーソナリティと、 お互いの関係性だったりが出るところなんだけど、 なんだか今の不満ばっ…

『独裁者の最強のスピーチ術』の実用性がスゴイ

独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)(2012/04/26)川上 徹也商品詳細を見る タイトルに「最強」とあるが、 ストーリープランナーの川上さんと 竹村さんという編集者の 組み合わせこそが最強かもしれない。 「いかにメッセージを読者に届かせるか」 というこ…

ママチャリで環八通りをひた走る真山家

昨日に引き続き、今日もママチャリ2台でお出かけ。 環八通りをひたすらずんずん南下していく。 途中、休憩がてら、MUJIカフェで昼食を済まして、 いざ、砧公園へ。 ここの公園に来るのは本当に久しぶり。 上京したての頃、暇と野望を持て余して、 この公園で…

自転車で隣町へ繰り出そう

初夏のようなゴールデンウィーク2日目。 気持ちよい風を頬に感じながら、 僕はママチャリを漕いでいた。 前方には妻が漕ぐ電動自転車。 「いけー!」 と子どもが腕を高く上げているのが見える。 パナソニックの「ギュット・ミニ」はすこぶる快調のようだ。 …

亀岡事故を予見していたような「ののちゃん」

痛ましいニュースが胸に刺さるようになったのは、 ここ数年のことかもしれない。 おそらく受け手である自分側の変化だろう。 子どもの事故が特につらい。 京都府の亀岡市篠町で23日の朝に起きた事故。 集団登校中の児童の列に乗用車が突っ込んだ、 運転し…

あなたの街のマイナー偉人を探そう

青森県・津軽鉄道に乗ってみたならば、 各駅のなかで、金木駅だけが やたら立派なことに驚かされることだろう。 言うまでもなく、太宰治の生地だからである。 金木駅は、太宰ファンにとってまさに聖地。 いまだに新しいスポットさえ生れている。 どんどんマ…

一番好きな曜日は?

何かと嫌われがちな月曜日。 仕事しているとあからさまにテンション低い人もいる。 まだ本調子ではないのだろう。 僕はといえば、区切りが大好物で、 年初めはもちろん、月初めも気持ちが引き締まる。 と云えば、格好が良いが、なんのことはない。 「さあ、…

走りながら考えるか、止まって考えるか

昨日と同じく企画を練っているが、 油断すると、眠たくなってしまう。 いかん、いかん。 三谷幸喜が 「脚本家のつらいところは仕事をしていても、 ぼーっとしているようにしか見えないこと」 というようなことを書いていた。 確かに脚本は実際に書く時間と同…

暇とチューリップ

どうも性根がせわしい人間なので、 次々と予定を入れがちなのだが、 新書も出て、PR活動もして、 なんとなくぽっかり空いた感じがしている。 こういうときにこそ、 これまで執筆の忙しさでできなかったことをやろうとするが、 なんかソワソワと落ち着かな…

新刊が書店になーらんだ!

おお、新宿南口店は、2箇所でっ・・・! ありがたいですなあ。 POPも使っていただいて・・・。 どうか一人でも、 多くの人へ届きますように~! 新刊が書店になーらんだ。 君の歳にあの偉人は何を語ったか (星海社新書)(2012/03/23)真山 知幸商品詳細を見…

やる気を出したいときに読むマンガ

なんか漫画の話ばかり書いている気もしますが、 ここ数日はちょっとオフで、全く原稿書かなかった。 また今日から執筆再開なのだけど、 オフ期間に呼んだ漫画でやる気は完全に充電された感じ。 ブラック・ジャック創作秘話~手?治虫の仕事場から~ (少年チャ…

新刊の見本が上がってきた様子

お、新刊の見本が上がったようだ。 書店に並ぶのは24日ごろとのこと! どんな仕上がりか楽しみだなあ。 君の歳にあの偉人は何を語ったか (星海社新書)(2012/03/23)真山 知幸商品詳細を見る

コミックエッセイ『30才、処女なのにエロ漫画描いてます。』

30才、処女なのにエロ漫画描いてます。(2012/03/09)森田 ゆき商品詳細を見る 前回に引き続き、コミックスエッセイで面白かったのがコレ。 タイトルからしてキャッチー。 確かに著者が言うするように、 童貞に比べて処女には、スポットライトが当たりにくい。…

コミックエッセイ『日本人のちょっとヘンな英語』

爆笑!英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語(2012/01/30)デイビッドセイン商品詳細を見る コミックエッセイがもう飽和状態で、 なんだこりゃ、ってのも少なくないんだけど、 2冊ほど面白いのがあった。 そのうちの1冊がこれ。 「英語の勘違い」…

今読んでるマンガ

レッド(1) (イブニングKCDX)(2007/09/21)山本 直樹商品詳細を見る 1巻は2007年に発売されてすぐ買ったのだけど、 そのままフェードアウト。 今になって6巻まで一揆読み。 もうちょっと先が気になるような演出があってもいいのかなと思うけど、 読んでいる…

エンタツ・アチャコ 「これは失礼」

吉本せい、についての原稿を書いていたら、 この動画にたどり着いた。 エンタツ・アチャコの漫才が繰り広げられる映画「これは失礼」。 お、おもしろい・・・。 この時代にして、このテンポ! 冒頭はシュールな動きしてるし・・・。 もっと観たいなあ。

もうすぐ新刊が出ます

君の歳にあの偉人は何を語ったか (星海社新書)(2012/03/23)真山 知幸商品詳細を見る 宣伝ばかりですみませぬ・・・。 来月刊の新刊です! また詳細書きます。 そして『恋する文豪』の増刷が早くも決定! 読んでくださった方、ありがとうございます。 恋する…

『恋する文豪』(東京書籍)が書店で大展開の巻

おおおお! 池袋の旭屋書店の実力を見たっ。 恋する文豪: 日本文学編 (きゅんきゅんくる!教養)(2012/02/16)真山 知幸、 他商品詳細を見る

『恋する文豪』の監修をしました

恋する文豪: 日本文学編 (きゅんきゅんくる!教養)(2012/02/16)真山 知幸、 他商品詳細を見る すごい表紙・・・。 監修しました! 解説文も結構、書いていたりします。 文豪たちは恋愛もまた一筋縄でいきません。 マンガで知る彼らの恋愛ドラマ。 作品がきっ…

カレンダーの監修しました

「4月始まり 合格カレンダー」の監修をしました。 と、いいますのも、歴史上の人物の名言が入っているのです。 月ごとに名言の内容、人物の選定をしてみました。 4月は新学期だからこんな気持ちだろう、 夏休みはちょっとだれたりもするよな、 12月はこん…

朗読についておもむろに考える(2)

前回の続きで、 「早稲田大学国語教育学会 第250回記念例会」での 中村佳文さんの「〈教室〉における声の自覚 -実践としての理解・表現・コミュニティー」の講義について。 受付で名前と所属をちらりと見たが、 参加者は学校で実際に教えている先生たちがほ…

朗読についておもむろに考える(1)

フリーアナウンサー原きよさんのインターネットラジオに ゲスト主演したのは、もう随分前のことだ。 原さんは詩、現代小説など様々な朗読ライブを行っていて、 太宰の朗読会に数回、参加したことが縁の始まりだった。 収録したのは真昼なのに、まるでスタジ…