真山知幸ジャーナル

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亀岡事故を予見していたような「ののちゃん」

痛ましいニュースが胸に刺さるようになったのは、

ここ数年のことかもしれない。

おそらく受け手である自分側の変化だろう。

子どもの事故が特につらい。

 

京都府亀岡市篠町で23日の朝に起きた事故。

集団登校中の児童の列に乗用車が突っ込んだ、

運転していたのは18歳の無免許。同乗者が2人。

夜通しのドライブで居眠りしていたという。

事故後の態度についての信じがたい情報も行きかう。

激情に走らないようにと思いながらも、

ランドセルが散乱する写真をみると、

制御が難しくなる。

  

テレビをつければ、事故の遭った道路は、

以前から危険だと指摘されていたとのこと。

道路は、国道の抜け道で、道幅の割りには

交通量が多く、保護者が注意を喚起していたという。

番組キャスターの締めのコメントは

「迂回の近道はドライバーにとっては便利でも、

そこに住む人にとっては危険」。

そういった視点はもちろん重要だ。

しかし、今日の今日では、

あまりにも冷静すぎる態度のような気がした。

ニュースを見た後、

朝刊を開いて今朝の朝日新聞

ののちゃん」を観て驚いた。

まるで事故を予見するような内容だったからだ。

写真でコマを引用する。23日の朝刊である。

2012-04-23 23.55.28

亡くなったのは、2年生の女の子、

26歳の女性、そして、お腹の赤ちゃんだ。

今なお、重体の子どもたちはなんとか助かってほしい。