米と電波時計と私
米がない!
・・・という状況が先週にはあった。
トイレットペーパーもなかった。
牛乳のように日持ちしないものまでスーパーから消えうせた。
買う側の混乱ぶりが伝わってくる。
実際に確認していないが、現在は少し落ち着いてきているようだ。
物流ラインは生きているのだから、当然といえば当然である。
もっとも米がしばらくなくたって、何とかなる。
不安から買い溜めしてしまう気持ちもわからんでもないが、
何も慌てることはないのだ。
それよりも困ったのは、愛用していた電波時計が狂ってしまったことだ。
電波を受けて、自ら誤差を修正する優れものだったが、一向に修正してくれない。
まいったな、と思っていたら、こんな記事が。
電波時計、東日本で自動調整できず 福島の送信所休止
そうか。
動かしているのは電池。
普通に時計として使えばいいんだ。
裏蓋を開けて、時刻を合わせる。
よし、問題なく、動く。
誤差を調節する機能は失われたが、
月に10秒くらいしか狂わないようだ。
それにしてもこやつは
福島から電波を受けて日々調節しておったのか。
散々使っておきながら、今まで全く知らなかった。
思えば、周囲には構造を知らない物だらけだ。
不便に陥るリスクが常に生活には潜んでいる。