真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

村上春樹みたいに走りながら考えたいんだけど

ほっとくと全く運動しないので、

最近、ジョギングを始めた。

いつまで続くかわからんけども、

今のところは、いい感じである。

 

村上春樹がエッセイでこんなことを書いていた。

「僕は走りながら考えて、歩きながら話す。

だから僕のパートナーは足腰が強くなる」

正確な引用ではないんだけどね。

これを読んだとき、あ、俺も

歩きながら人と話すの好きだな、と。

あまり目的地はどうでもよく、

てくてく歩きながら話すことが多い。

うん、同じだ。

春樹、俺と同じやないかと。

そう思ったわけです。

だから、ジョギングを始めた今。

今後は春樹のように、走りながら考えよう、と。

本の企画とか、項目出しとか執筆にまつわることでもいいし、

人生の意義を改めて考えるのもいいだろう。

外の風景を楽しみながら、

思考をめぐらせようじゃないかと。

そう思ったのです。

だが、いざは走ると・・・。

・・・ぜんぜん、考え事できねえ。

呼吸の音がうるさいし、なんかもう走るので精一杯。

「あ、横っ腹がちょっと痛くなってきてやだな」とか

「もうこのへんで歩こうかしら」とか、

走っている自分にまつわる思考ばかり。

なんだこりゃ。

うーむ、

こんなはずではないんだけど。

「この企画は、走っているときに

ふと閃いたんですよね」

そんなことをいえる日がきますように・・・。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
(2010/06/10)
村上 春樹

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