無茶振りが世界を変える?
無茶振りの技術 (日経プレミアシリーズ) (2014/03/08) 高城 幸司 商品詳細を見る |
日経プレミアシリーズはつい手にとってしまうタイトルが多い。ビジネスパーソンの「あるある」ネタを、マニュアルとして落とし込んでいくのがうまい。本書もまさにそうで、誰もが経験したことある「無茶振り」の技術論としているところが画期的だ。
本書にもあるが、無茶振りは上司の期待の裏返しでもある。また、無茶振りに応えることで成長することもあるだろう。無茶振りととるか、ミッションととるかでも、本人の意識は変わる。
ヒトラーやスターリン、毛沢東など独裁者なんて、日々無茶振りで、その影響で世界史が変わってしまったところもあるはずだ。そんな歴史の読み解き方も面白いかもしれない。