文部技官からシャンソン歌手に転身した槇小奈帆のように
の3月刊の星海社新書について今日、明日と最終の打ち合わせ。
今回の原稿について語っていると、
つくづく人生の転機がいつ訪れるかわからないものだと感じる。
37歳でオペラ作曲家から美食家へ転身したロッシーニについては
以前、このブログでも書いたとおりだ。
国立大学の研究室勤務文部技官から
シャンソン歌手になった槇小奈帆氏のような人もいる。
槇氏は作詞家としても活動しており、
彼女の作詞である。
槇氏のオリジナル曲「入江にて」が
晩秋の伊豆を舞台に映像化されているが、
心地よい歌声を聴きながら美しい伊豆の風景を観ていると、
伊豆へ旅したときのことを思い出した。
社会人になりたての頃、後輩とも行ったし、
大学時代の友人を関東に招いて、訪ねたこともあった。
随分前のような気がする。
みんな元気にしてるだろうか。
良くも悪くもたった数年でも状況は変わる。
まだまだ驚きべき転身が僕らには
待ち受けているのかもしれない。