サラリーマン作家の悲哀
人と人との間に入り、調節しているだけで1日の大半が過ぎている気がしている。
そういうのも嫌いではないんだが、何か本当の人生の時間を過ごしていないような徒労感がないかといえばうそになり。
「何かほんとうの生き甲斐のある生活が
他にあるはずだという思い思いしつつ、
もうかなりの年になってしまった」
「私は長いこと、本職の余暇に
いろいろな文学活動もやってきたが、
それをほめてくれる人はいなかった」
(森鴎外)
執筆している時間は自由な心持で、かえって元気になっていく。
今年もあと1ヶ月と少しだが、なんだかんだで
たくさん書く機会が与えられてありがたい限り。
新しい編集者にも随分と会った。
毎日書くことはあり、待ってくれている人がいる。
日々是好日。