真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

書店で分かる己のコンディション

2011-04-06 13.58.15

毎日、必ず1回は書店に寄る。

入店した途端、

本たちがあちこちで自己主張を始める。

おーい、ここだー、手にとってくれー。

著者の叫びだろうか。

それとも担当編集者の懇願か。

いや、カバーしたデザイナーの声か。

おそらくその全部だ。

気になる本は、山ほどある。

今日だってそうだ。

小林一三岸信介と興味深い評伝が

どちらも文庫で出ている。

原田マハの短編も気になるし、

町田康のエッセイにもにゅにゅと手が伸びる。

新聞広告で気になったノンフィクションは

置いてない様子。

雑誌も含めて、オールジャンル読みたいものがある。

それが調子のよいときの自分だということに

後で気づくことがある。

書店に入っても、いまいち心にひっかからない。

そんなときがたまに訪れるからだ。

そういうときは、読まないか、

ぼーっと読める益田ミリあたりを手に取るくらい。

そのうちにまたいろんな本が読みたくなる。

本を読むことは、

新しい世界に触れること。

それだけのテンションが

今の自分にあるかどうか。

書店に行けばそれが分かる。

明日も書店に行く。