『よちよち文藝部』でキャラとしての文豪を楽しもう
よちよち文藝部 (2012/10/21) 久世 番子 商品詳細を見る |
日本の近代文学史に名を刻む作家たちを
その作品とともに、いじり倒した1冊。
いやあ、作家ってキャラが濃いから
ツッコミ甲斐がありますな。
やっぱりこういう本って「作品を読んでみたい」ってところに
もっていかないといかんと思うわけですが、
その点もばっちり。
元ねたを知らなくても漫画は楽しめるけど、
知るともっと楽しめそうなのが伝わってくるから、
なんとなく敬遠していた名作にも手が伸びるというもの。
新潮文庫の「*」(注釈)の多さをネタにした、
川端康成の『雪国』の回はマニアックな着眼点に感服。
『恋する文豪』と併せて、
キャラとしての文豪をお楽しみくださいませ。
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