真山知幸ジャーナル

告知、執筆活動の記録のほか、書評、名言、偉人についてなど

格好よくない大久保利通が好きな理由

大久保利通に惹かれるのは、いつも「次善の策」をとったことだ。

 

よりベターな選択肢をとり続ける。現実を少しでも前進させるには、それしかない。おそろしく地道だが、それが実務というものである。

 

理想にこだわり、それが叶わなければ退場するーーそんな生き方は格好はよいが、何も変えない。自己陶酔、自己満足に過ぎないのではなかろうか。

 

大久保はそうではなかった。清濁併せ吞み、周囲から嫌われても、前進させた。だから、私は好きなのだ。

 

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