格好よくない大久保利通が好きな理由
大久保利通に惹かれるのは、いつも「次善の策」をとったことだ。
よりベターな選択肢をとり続ける。現実を少しでも前進させるには、それしかない。おそろしく地道だが、それが実務というものである。
理想にこだわり、それが叶わなければ退場するーーそんな生き方は格好はよいが、何も変えない。自己陶酔、自己満足に過ぎないのではなかろうか。
大久保はそうではなかった。清濁併せ吞み、周囲から嫌われても、前進させた。だから、私は好きなのだ。
大久保利通に惹かれるのは、いつも「次善の策」をとったことだ。
よりベターな選択肢をとり続ける。現実を少しでも前進させるには、それしかない。おそろしく地道だが、それが実務というものである。
理想にこだわり、それが叶わなければ退場するーーそんな生き方は格好はよいが、何も変えない。自己陶酔、自己満足に過ぎないのではなかろうか。
大久保はそうではなかった。清濁併せ吞み、周囲から嫌われても、前進させた。だから、私は好きなのだ。